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MT4 Ver4.00 Build 840変更内容


ターミナル
  1. グラフィックオブジェクトのカスタムツールチップの最大文字数を128文字に増加。
  2. チャネルグラフィカルオブジェクトのRayプロパティ(線の延長設定)有効時の表示修正。

メタトレーダーマーケット
  1. 製品購入時のログを改善しました。これにより問題発生時の解決策検索が容易になります。
  2. 製品レンタル更新エラー修正。

MQL4
  1. パス名に非ラテン文字(中国語や日本語)が使用されている時のMQL4アプリダウンロードの修正。
  2. MQL4アプリケーション環境プロパティを管理する為のMQLSetInteger関数を追加しました。
    ENUM_MQL_INFO_INTEGER 列挙にMQL_CODEPAGEプロパティを追加しました。
    このプロパティを使用して、MQL4プログラム起動時の現在のコードページがMQLSetInteger関数を介して使用されます。

    MQL4アプリケーションのコンパイル時ではデフォルトのコードページが適用されます。
    プログラム起動とコンパイルしたオペレーティングシステム間が異なる場合、stringデータの受け取りとメッセージ表示で問題が発生する可能性があります。

    これは、Print,PrintFormat, Comment, Alert, MessageBox, SendFTP, SendMail, SendNotification,
    iCustomとファイル名を使用する他関数、
    グラフィカルオブジェクト、グローバル変数等のパラメータで使用します。

    新しい関数とプロパティはこの問題を解決します。
  3. ObjectsDeleteAll関数のオーバーライド追加しました。

    関数書式： 
    int  ObjectsDeleteAll(
   int            chart_id,              // チャートID
   const string  prefix,               // 接頭辞
   int            sub_window = EMPTY,   // サブウインドウID
   int            object_type= EMPTY    // オブジェクトタイプ
   );


    この関数は、指定したチャートやサブウインドウから指定したタイプのグラフィカルオブジェクトを全て削除します。
    特別な機能は、オブジェクト名の接頭辞を設定する機能です。
    例えば"myobj_"から始まる名前を持つオブジェクトのみを削除する事が出来ます。

  4. HomeキーとEndキーを使用した時にCHARTEVENT_CHART_CHANGEイベント生成出来るようにしました。
  5. グラフィカルオブジェクトコピー(ctrlキーを押しながらグラフィカルオブジェクトをドラッグ)時にCHARTEVENT_OBJECT_CREATEイベントが生成される不具合修正。
  6. ビジュアルモード中のChartID関数の戻り値を修正。
  7. 楕円グラフィカルオブジェクト(OBJ_ELLIPSE)のOBJPROP_SCALEプロパティを修正しました。
  8. ArrayFill関数の引数チェックを修正しました。
  9. 標準ライブラリのCArrayChar, CArrayShort, CArrayInt, CArrayFloat, CArrayLongクラスに、ArrayMaximum と ArrayMinimumメソッドを追加しました。 このメソッドを使用すると各配列内の最大値・最小値を検索する事が出来ます。
  10. 標準ライブラリのCArrayChar, CArrayShort, CArrayInt, CArrayLong, CArrayFloat, CArrayDouble, CArrayStringクラスの、SearchGreatOrEqual と SearchLessOrEqualメソッドを修正。
  11. 標準ライブラリのCArrayCharクラスの不具合修正。QuickSort, QuickSearch, SearchGreat, SearchLessメソッドを修正しました。

管理人の勝手なコメント：
"パス名に非ラテン文字(中国語や日本語)が使用されている時のMQL4アプリダウンロードの修正"によってbuild 825/830で発生していた様々な不具合が解消されました。
バックテスト時のテンプレート適用出来なかった不具合も修正されました。
非ラテン文字で保存したテンプレートも適用出来なかった気がしますが・・・不具合修正によって過去の産物になりましたw
クラッシュログで報告されたエラーを修正。
更新はLiveUpdateシステムを介して利用可能です。



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