メタトレーダーマーケット
メタトレーダーマーケット【
https://www.mql5.com/en/market/mt4/expert】の新機能によって、
製品(EA等)の1,3,6,12ヶ月レンタル提供を可能にします。
これは開発者とバイヤーの両方に利点を提供します。
・・・以下略
ストラテジーテスター
ストラテジーテスターはEAのテストだけでなく、インジケータもテストも可能になりました。
これはビジュアルモードで実行します。
インジケータの動作は、テスターのティックシーケンスシミュレーションに基づいてプロットされチャート上に表示されます。
この機能は、メタトレーダーマーケットからインジケータを購入するユーザーに特に有効です。
インジケータを購入する前に、無料のお試し版をダウンロードし、ストラテジーテスターでバックテストのパフォーマンスを見る事が出来ます。
ストラテジーテスターでプログラムの種類を「罫線分析ツール」にして、対象のインジケータを選択します。
MT4のストラテジーテスター上の日本語訳が「罫線分析ツール」になっていますが、ご愛嬌という事でw
バーチャルホスティング
複数の改善・修正がバーチャルホストサービスで実装されました。
主な変更点は、Linux及びMacOSで実行しているコンピュータ上のラインでの動作に適用されます。
割り当てられた仮想サーバーを操作する事が可能で、パフォーマンスやログをモニター出来ます。
バーチャルホスティング機能自体はbuild 735の時点で実装されているので、
build 825でLinuxやMacOS用ターミナルにも実装した感じかな?
私自身、メタ―クォーツ社提供のVPSは利用していないので、VPSの使用方法は詳しくありませんw
ログ動作も変更されました。
ユーザーがあまりにも多くのレコードを要求した場合、指定した期間の最初の方のログの一部のみがダウンロードされます。
これによりパフォーマンス低下を防ぐことが出来ます。
続きのログをダウンロードする場合、指定期間の変更は必要ありません。
単純にログビューウインドウの最後の行を選択して、キーボードのPgDn(ページダウン)キーを押します。
ターミナル
- 「気配値表示」ウインドウにスプレッド表示が追加されました。
「気配値表示」ウインドウ上で右クリックし、「スプレッド」を選択すると、"!"欄が追加され、スプレッドが表示されます。
- ターミナルの「ニュース」にカテゴリーフィルターが追加されました。
ニュースのリストはカスタマイズする事が可能です。
ニュースカテゴリにサブカテゴリが含まれている場合は、コンテキストメニューから追加ダイアログを表示し、ニュースリストを設定する事が出来ます。
- Windows7でコンピュータを落とすと、クライアントターミナルがクラッシュする不具合を修正しました。
- ターミナルインターフェースを高解像度画面(4K)に対応出来るようにしました。
- チャート上の「ワンクリックトレード」パネルの表示を修正。(大きくなりましたw)
- カスタムインジケータによるグラフィカルオブジェクト(一部の時間軸に表示する場合)の表示を修正しました。
- MQL5プログラムでの検索でクライアントターミナルがフリーズする不具合修正しました。
- bmpファイルフラグメントを使用した「ビットマップラベル」オブジェクトの描画不具合修正
- 「チャネル」オブジェクトの埋め表示の不具合修正
- DDE(動的データ交換)経由でクォート送信する為の新しいパラメータ"DDE TIMESEC"追加。このパラメータは最も近い秒数のクォート到達時間で受信する事が可能です。
- 一つのディレクトリから複数のターミナルインスタンスが立ち上がるエラーを修正しました。
- Windows10でのクライアントターミナルが不定期クラッシュする不具合修正しました。
"DDE TIMESEC"パラメータについては確認中です。
オプションの"DDEサーバーを有効にする"付近に増えてそうな感じのパラメータですが、ありませんでしたw
MQL4
- 1.様々なWebサービスとの相互作用と高い柔軟性を提供する為に、
WebRequest()関数に新しいフォームが追加されました。
これは指定したヘッダのカスタムセットを持つ任意の型のリクエスト送信が出来ます。
関数書式:
int WebRequest(
const string method,
const string url,
const string headers,
int timeout,
const char &data[],
char &result[],
string &result_headers
);
エラー通知は変更されています。
エラーが発生した場合は、引数のresult[]にエラー説明が設定されます。
- 新しい関数:GetMicrosecondCount()
MQL4プログラムの開始から経過した時間をマイクロ秒単位で返します。
この関数はプログラム実行をプロファイルし、ボトルネックを識別する為に使用します。
関数書式:
ulong GetMicrosecondCount();
- EAのテストで"未来のデータ"の取得を防止する為、テスターでFileOpenHistory()関数の使用を禁止しました。
- ENUM_SIGNAL_BASE_STRING列挙に新しいプロパティSIGNAL_BASE_CURRENCYを追加。
SIGNAL_BASE_CURRENCYはシグナルプロバイダーの預金通貨を意味します。
このプロパティはSignalBaseGetString()関数で使用します。
- ENUM_CHART_PROPERTY列挙に新しいプロパティCHART_SHOW_ONE_CLICKを追加。
これはチャート上の「ワンクリックトレード」パネルの表示を意味します。
このプロパティはChartGetInteger()関数で使用します。
- #property indictor_separate_window を使用している時の、インジケータサブウインドウサイズ計算を修正しました。
- チャートテンプレート変更時のEAアンロードエラー不具合を修正しました。
- CopyTime()関数の不具合修正。
2014年12月1日 23:00 ~ 2014年12月3日 1:00間指定で日足コピーを行うと、2014年12月の1~3日の3つのバーを返す不具合が発生していましたが、
修正後は2014年12月の2~3日の2つのバーを返します。
- オフラインチャートでMQL4プログラムのアクセス修正をMQL5にも適用
- ストラテジーテスターでSeriesInfoInteger()関数の処理修正。
- ストラテジーテスターでのChartFirst()関数とChartNext()関数の戻り値修正。
修正前はチャートリストが終了した場合、関数の戻り値は0を返していました。
(build 735の時に確認した時は-1を返していたので、MQL5の不具合かなぁ??)
- ライブラリディレクトリのex4ファイルからのリソースダウンロードの修正。
ライブラリファイルからのリソースのダウンロードが正しく動作していませんでした。
- ChartXYToTimePrice()関数とChartTimePriceToXY()関数の結果が不定期でエラーになる不具合修正。
- CHARTEVENT_OBJECT_DRAGのイベント発生の修正。ドラッグ操作完了時にイベント生成されます。
- チャート移動時時のカスタムインジケータのCHARTEVENT_CHART_CHANGEイベント発生修正
- 長い名前(63文字以上)を持つグローバル変数使用の修正
- マクロのコンパイルバグ修正
- 構造体と文字列の戻り値を返すDLL関数の呼び出し修正
メタエディター
- MetaAssistの関数パラメータのドロップダウンリスト内の変数記述フォーマット修正
クラッシュログで報告されたエラーを修正。
更新はLiveUpdateシステムを介して利用可能です。
Build 825になってから、バックテストのビジュアルモードにテンプレート適用が出来なくなりましたorz
私だけかなぁ??ストラテジーテスター回りに変更が入っているから、テスター関連の新しいバグさん達が現れている可能性が有ります。